MAYUMI KIMURA

DoCLASSE NINE_No.07

心も体も自分で応援して、
今日を生き切る。

 ふたりの子育てをしながら、ずっとフリーランスで美容分野の仕事を続けています。声をかけられての読者モデルから、次第に美容ライター、テレビ出演や商品開発と広がっていきました。年令を重ねても、何かつらいことがあっても、自分に手をかけると身体は応えてくれる。「キレイになる」って、元気に生きるために必要な幸せだと、多くの方に伝えたい。
 でも、今こそゆとりを持ってそう考えるようになりましたが、若い時は完璧主義で「家事もいい加減、美容も興味がない」という女性たちを理解できずにイライラして何かとうまくいかないことも。そんな時「人にはそれぞれのキャパシティがある。君のペースを押し付けるのはエゴ以外の何物でもないよ」と言われハッとさせられました。振り返れば、私は、大学時代に親友をがんで亡くし、彼女の分までちゃんと生きることを長く自分に課した「全力投球の女」でした。
 「人は人、互いに比べるものじゃないんだ」。胸にその価値観がストンと落ちた日から、突っ張っていた気持がラクになり、義務ではなく、楽しんで「美人ぐせ」をつける方法を届けています。それでも、私は「今日死んでも後悔しない女」のままですが(笑)

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MEMBER'S PROFILE

木村 真弓 / Mayumi Kimura
エイジング・マネージメント・アドバイザー

1969年神奈川県生まれ。24歳頃から読者モデル、レセプション、アパレルのイベントなどからスタートして、雑誌などの美容ライターをはじめ、企業の商品開発などに携わり、女性が健康で美しく歳を重ねていくための情報発信やアドバイスを続けている。夫、2女との4人暮らし。